皆さま、大変な状況のなかどんなステイホームでしたか？

私はどちらかというと長編のビッグタイトルというよりは比較的まだ巻数の少ないものをいくつか

読みふけっておりました。

その中でも、弊社倉庫にてふと目にとまり手に取った作品が面白かったのでご紹介したいと思います。

マッグガーデンより好評連載中！

もののべ古書店怪奇譚

古書を扱う物部（もののべ）古書店の主・正太郎（1巻登場時からなぜか傷だらけ）と、

店を手伝う少年シロ（とても子供とは思えないほど冷静沈着、な時がある）。

いわくつきの古書を回収（買取り）して廻る日々を送る二人には、ある秘密があった———。

 

 

 

実は「いわくつきの古書」とはつまり、、、鬼の血で書かれたとされ、目を通した者を鬼へと変貌させる

血にまみれた忌まわしき「鬼書」のことでした。

 

「鬼」ジャンルにはありがちな設定はベタです（笑）

人を食らう、鬼化の伝染、不死ともいわれるほど長生き、異常なまでの再生能力。

そして鬼世界にも様々な派閥や上下関係がやはり存在します。

 

各地で起こる奇怪な殺人事件の情報を得ては、鬼書のどの「項」による鬼の仕業なのかをつきとめ、

退治すべくその地に赴く二人なのですが、、、普通の人間が普通に鬼と闘って勝てるはずはありませんよね。

そうです、この二人もまた人知を超える存在でした。

 

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普段、物静かな正太郎をとりまく情景は「蟲師」を彷彿とさせます。人と鬼との間で揺れ動く正太郎の切ない

思いがあちこちで描かれています。正太郎がいつも傷だらけなのは鬼と闘うため。その傷を一瞬で治す方法が

あるのにそれをしないんですねぇ（涙

 

少年シロとの関係性は「夏目友人帳」と重なります。

主従関係なようなものであったり家族・友人のようでもあり。

 

鬼側としても様々なドラマがあります。そう「鬼滅の刃」のような。

どの鬼もいろいろな過去を背負ってますよね。

 

多少重たい描写がありますが、絵がきれいなので目をそらさず見れます^^;

うん、「魔法使いの嫁」みたいな。

 

最近私、「鬼」ジャンルを読むことが多く、たまたまこのマンガを手に取ったのも何かの縁でしょうかネ^^

たとえば似てるこのマンガ↑は、あくまで私の主観です（笑）ぜひ検証してみてください。

 

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