ブログ担当は初めてになります。
ぽんすと申します。
よろしくお願いします。
さて今回私から紹介させていただくのは、作品自体はとても面白いのにやむなく打ち切りになってしまった秀作マンガです。
週刊少年ジャンプで連載されていた「賢い犬リリエンタール」
作者は週刊少年ジャンプで「ワールドトリガー」を連載中の葦原大介さんです。
<あらすじ>
日野家の兄妹2人のもとに、海外で暮らす研究者である両親から「あなたたちの弟と一緒に日本に帰ります」という手紙が来る。空港に迎えに行く2人だが、そこには両親の姿はなく、現れたのは人の言葉を話す犬、リリエンタールだった。弟に会えるのを楽しみにしていた妹てつこは、リリエンタールの姿を見て拒絶反応を示す。また、リリエンタールには周りにいる人の思いを具現化する不思議な力があり、悪の組織がその力を狙ってリリエンタールを追ってきていた。リリエンタールはてつこに弟と認めてもらい、日野家の一員となれるのか。そして悪の組織との戦いの行方は・・・
自分で書いてみて感じましたが、あらすじだけ読んでも全然面白くなさそう…笑
でも本当に面白いマンガです。
面白さの系統としては、ほんわりほのぼのです。
出てくるキャラ全てが魅力的であり、優しい。
一度しか出てこない脇役もそうですし、悪の組織にしても根っからの悪はいません。
中でも多くの読者に人気で私も好きなキャラが、紳士ウィルバーです。
読めば最後、彼の紳士っぷりに心を鷲掴みにされてしまいます。
他にも、純粋な心を持つリリエンタール、包容力のある日野兄、ツンデレの日野妹、賢さとかわいさを兼ね備えたスーパー宇宙ねこなど、たった全4巻の作品の中に書ききれないくらい登場する全てのキャラが魅力的です。
大人が読んでも面白く、子供にも安心して読ませられる、心が荒んだ時に読み返したくなるマンガです。
<打ち切りの理由>
こんなに面白いのにどうして打ち切りになってしまったのでしょうか。
一説には掲載誌が合わなかったと言われています。
バトルやラブコメが主流のジャンプでは面白さに気づいてもらいにくかったことと、アンケートが悪ければ即打ち切りというジャンプの方針が悪い方に働いた例ですね。
もっと長く続いていればさらなる名作になっていただろうに…
とジャンプ編集部に対する不満が募ります笑
作者の葦原大介さんの首の故障で、もう1年以上ワールドトリガーは休載中です。
ワールドトリガーにはリリエンタールファン向けの小ネタもあって、さらに楽しめるようになっているので、早く回復して連載再開してもらいたいです。
以上、「賢い犬リリエンタール」の紹介でした。